ワイン: サンタニェーゼ 2016
生産者: ファネッティ
タイプ: 白ワイン(オレンジワイン)
生産地: イタリア / トスカーナ
栽 培: ビオロジック
品 種: トレッビアーノ、マルヴァジア
容 量: 750ml
1回のご注文に際し、ワインは合計9本までとさせていただきます。ご了承ください。
(オリーブオイルには、注文数の上限はございません。)
現地で量り売りされる地酒的ワイン。
素朴でついつい飲み進んでしまう癖になる味です。
グラスに注ぐと輝きのある黄金色。
僅かに熟成感が漂い、シードルやカリン、アンズ、ニッキ、ミネラルの複雑な香り。
飲み口はドライでお茶のような渋みを感じます。
自然体で牧歌的なワイン…
昔も今も変わらぬ味。
現地でしか味わえないノスタルジックなワインです。
- 以下、インポーター資料より抜粋 -
1700年代よりモンテプルチアーノに存在し、ワイン造りを含む農園運営に携わってきたファネッティ家。1921年、当主アダモ ファネッティによってこの地でできるワインを「Vino Nobile di Montepulcianoヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノ」、この土地で栽培してきたサンジョヴェーゼを「Prugnolo Gentileプルニョーロ・ジェンティーレ」と名付けた人物。しかし、彼らの存在は、ノービレの始祖という事以上に、「当時のワイン造りを何一つ変えることなく現在まで
大切に守ってきた」事にこそ驚きと称賛を送りたい。現在はアダモの孫娘に当たるエリザベッタによって、農園全体の運営を含め、ブドウ栽培、ワイン醸造を行っている。土壌はこの地域全体で共通しているのは、砂質を含む粘土質(Tufo)土壌、小石、石灰を強く含んでいることも特徴的。畑の標高は340~400m。プルニョーロ、カナイオーロ、マンモーロ、トレッビアーノ、マルヴァージア ビアンカ、樹齢は30~40年。栽培に携わるのは、父親、祖父の代よりこの家で働く従業員ばかり(65歳を超えても現役で働くものもいる)。彼女の農園は、祖父より受け継がれ、この土地に暮らす者皆よって守られてきたといえる。畑での作業では、肥料は基本的に使用せず、農薬についても極力使用しない、手作業中心の栽培を貫いている。
一つの魅力ともいえるのが、地元モンテプルチアーノの町で昔から愛されているスフーゾ(量り売り)の雰囲気そのままのビアンコとロッソを、少量ながらボトル詰め。大型のセメントタンク、野生酵母のみで醗酵を終えたビアンコ、ロッソはノービレに含まれない区画の果実を用いる。使わずに空いている大樽を使い熟成しており、なんとも味わい深く、どこか懐かしささえ感じる味わい。日々のテーブルを彩る存在ともいえるこの二つ、気取らない旨みと染み出す味わい。何かを突き詰めることでは辿り着かない、当たり前に美味しい、変わらないものの良さを再発見させてくれるカンティーナ。
当店では、お客様に良い状態のオリーブオイル及びワインを楽しんでいただくため、室温15℃の倉庫で品質管理しております。