ワイン: カピテル1 アウフ・デア・マイシェ 2014
生産者: ヨハネスホフ・ライニッシュ
タイプ: オレンジワイン
生産地: オーストリア / テルメンレギオン
栽 培: ビオディナミ
品 種: ツィアファンドラー60%、ロートキプフラー30%、トラミナー10%
容 量: 750ml
1回のご注文に際し、ワインは合計9本までとさせていただきます。ご了承ください。
(オリーブオイルには、注文数の上限はございません。)
ついに最終入荷です。
ライニッシュが著名な3つ星レストランに依頼されて造ったオレンジワイン。
巷にはほとんど出回っていません。
落ち着いた上品な華やかさ、そして熟成したブランデーや貴腐ワインのように高貴で複雑なアロマ。
芳醇なワインは数年の熟成を経て、構成する各要素が緻密にまとまっています。
オレンジワイン特有のタンニンは角が取れ、アタックは滑らかな球体のように艶々した印象。
その後に心地よいビター感がひろがります。
飲んでいて惚れ惚れしてしまいます…
非の打ち所がない素晴らしいワインです!
- 以下、インポーター資料より抜粋 -
ウィーンの30kmほど南にあるテルメンレギオン地区は、その名から想像できる通り、古くから温泉地帯でウィーンの人々の行楽地でした。ワイン造りの歴史は古く、12世紀にシトー派が最初の葡萄を植えました。緯度はちょうど47度、気候や土壌もブルゴーニュに似ていることから、オーストリアのコート・ドールとも呼ばれています。
ライニッシュ家は、この地域の中ほどにあるタッテンドルフTattendorfの町で1923年にワイン造りを始めました。現当主のヨハネスは4代目、2人の弟と妹、お母さんの5人の家族で営むワイナリーです。幼いころからお父さんが葡萄畑で働く姿を見て自然に家業に加わったヨハネスは、1997年から栽培・醸造の指揮をとっています。ナパ・ヴァレーなどのニューワールドのワイン産地での経験を積んだことが、逆に自分のルーツを意識することにつながりました。
もともと自然な栽培を心がけていたライニッシュ家ですが、現在はビオディナミを取り入れた有機農法で葡萄を栽培し、その8割は野生酵母で自然に発酵させています。ヨハネスは樽の役割を非常に重視しており、オーストリアの樽職人と相談しながら木材を選んで、最低36カ月間、敷地内で乾燥させています。ライニッシュ家の土地の日光、雨、風を受けることでこの地になじみ、また青臭いタンニンは乾燥によって除去され、必要なタンニンだけが残るそう。
ヨハネスは、自らをワインメーカーでも生産者でもなく「ワイン・コンパニオン(ワインの友達)」と呼ぶことを好みます。「ワインを造るのではなく、それぞれの畑の葡萄の果実味やフレーバーがワインになるのを手助けするのが自分の役割」が信条です。
当店では、お客様に良い状態のオリーブオイル及びワインを楽しんでいただくため、室温15℃の倉庫で品質管理しております。