ワイン: ピノ・ノワール レゼルヴェ ケステンバウム 2017
生産者: ヨハネスホフ・ライニッシュ
タイプ: 赤ワイン
生産地: オーストリア / テルメンレギオン
栽 培: ビオディナミ
品 種: ピノ・ノワール100%
容 量: 750ml
1回のご注文に際し、ワインは合計9本までとさせていただきます。ご了承ください。
(オリーブオイルには、注文数の上限はございません。)
下の画像がこのピノ・ノワールを栽培している区画です。
喧騒から遮断された秘境ともいえる場所。
白く映る石灰岩からは漲るエネルギーを宿した、大地の力が伝わってくるようです。
まさしく、パワースポット!
こんなところで栽培されたブドウで造ったワイン…
2017年が入荷しました!
いやー。驚きです。。
こんなに素晴らしいピノ・ノワールをブルゴーニュ以外でも味わうことができるのですね!
しっとりと高貴さが漂う妖艶なピノ・ノワールの魅力に引き込まれてしまいます。
シルクのように柔らかくエレガントな質感は、まるでシャンボール・ミュジニーを彷彿させます。
もうトロトロです。。
五感を研ぎ澄まして存分に感じてみてください。
白ワイン「シャルドネ レゼルヴェ ケステンバウム」は【こちら】
このワインのピノ・ノワールは、標高450m石灰岩採石場の上部に位置する畑で造られます。鉄分や粘土の含有量が多く、石灰が豊富で複雑な土壌。標高や気候、土壌、エネルギーなどテロワールの観点からブルゴーニュ品種の栽培を始めました。ピノ・ノワールの他にシャルドネやロートキプフラーも栽培。木樽発酵後、小さな木樽で18ヶ月熟成。ボトル内でさらに6か月の熟成。
~ ヨハネスのコメント ~
『Kastenbaum』とは栗の樹を意味する言葉なのですが残念ながらこの種の樹はもうそこにはありません。しかし、この葡萄園との関係を示す為に新たに栗の樹を植えました。この場所に来ると私たちはエネルギーを再充電する事ができ素晴らしい力を感じる事のできる大好きな場所です。森からの静けさの中で立ち上がるとある種のカリスマ性を感じます。この丘から古い石灰岩工場を見下ろすことも遥か彼方の地平線を見ることもできます。
私達はそこに住む野生動物ももちろん好きなのですがその中でもイノシシ。彼らはブドウの樹の間の列に植えているカバークロップや収穫前の甘いブドウも大好き。ある年は彼等が全てを食べつくし収穫できない事もありました。
- 以下、インポーター資料より抜粋 -
ウィーンの30kmほど南にあるテルメンレギオン地区は、その名から想像できる通り、古くから温泉地帯でウィーンの人々の行楽地でした。ワイン造りの歴史は古く、12世紀にシトー派が最初の葡萄を植えました。緯度はちょうど47度、気候や土壌もブルゴーニュに似ていることから、オーストリアのコート・ドールとも呼ばれています。
ライニッシュ家は、この地域の中ほどにあるタッテンドルフTattendorfの町で1923年にワイン造りを始めました。現当主のヨハネスは4代目、2人の弟と妹、お母さんの5人の家族で営むワイナリーです。幼いころからお父さんが葡萄畑で働く姿を見て自然に家業に加わったヨハネスは、1997年から栽培・醸造の指揮をとっています。ナパ・ヴァレーなどのニューワールドのワイン産地での経験を積んだことが、逆に自分のルーツを意識することにつながりました。
もともと自然な栽培を心がけていたライニッシュ家ですが、現在はビオディナミを取り入れた有機農法で葡萄を栽培し、その8割は野生酵母で自然に発酵させています。ヨハネスは樽の役割を非常に重視しており、オーストリアの樽職人と相談しながら木材を選んで、最低36カ月間、敷地内で乾燥させています。ライニッシュ家の土地の日光、雨、風を受けることでこの地になじみ、また青臭いタンニンは乾燥によって除去され、必要なタンニンだけが残るそう。
ヨハネスは、自らをワインメーカーでも生産者でもなく「ワイン・コンパニオン(ワインの友達)」と呼ぶことを好みます。「ワインを造るのではなく、それぞれの畑の葡萄の果実味やフレーバーがワインになるのを手助けするのが自分の役割」が信条です。
当店では、お客様に良い状態のオリーブオイル及びワインを楽しんでいただくため、室温15℃の倉庫で品質管理しております。